よくある光景なのですが、

小さな玉屋だったら滅多に飲み会帰りの会社員が大勢来たりしませんが、自由空間やバグースみたいな大箱だったりすると、飲みの帰りに女子社員連れて大勢で来たり、カップルがデートついでに来たりします。

その中には、昔少しやったことがある人が最低1人はいて、初めて撞く人にルールや撞き方とか教えたりします。

そして、少し練習したりして、いざ試合をしようと。

その時に、私が一番気になるのは、

全くのビギナーがいるのに、

ナインボールを始めるということです。

そして、１ラック終わるのに２０分とかかかります。

ろくに真っすぐつけない状態で、ターゲットの球が１つしかないのに、順番に球を入れるのが難しいに決まってます。

初めてやる人にとって、「ビリヤード難しいわ、つまらない」ってなるに決まってます。

比較レビュー.コムさんの調べによれば、

ビリヤードとダーツでどちらがおもしろいかという質問に対し、

「ダーツ」と選んだ人は、　大半が、「ビリヤードはルールが難しい」「ビリヤードは初心者には難しい」

https://goo.gl/hP4spR

としています。

ルールが難しいという問題は、正直教える人がいればすぐに覚えれると思います。そんなに複雑ではないです。

ただ、キューの構え方や、ブリッジがある程度安定するには個人差がかなりでます。

最初からそこそこできる人もいれば、ブリッジがグラグラして手球(白い球）にもまともに当たらないような人も多いです。

そんな状態で、ナインボールをすると球が入らなさ過ぎて非常にストレスを感じると思います。

言うなれば、キャッチボールもまともにできないのに、ダブルプレーの練習をいきなりするようなものです。

誰かができたとしても、どちらか一方が全くできないと「ビリヤード　つまらない」となります。

こういう方にお勧めのビリヤードゲームがあります。ただし、3人以上の場合です。

下記の、「キラー」というゲームです。

ビリヤードパーティゲーム「キラー」の紹介

上記は、どの球を入れてもOKで、外したらライフが1ポイント下がるというゲームです。

3ライフあったとして、3回外すと負け。誰が勝ち残るかというシンプルなゲームです。

また、ナインボールよりも取っつきやすいゲームは、エイトボールや14-1というゲームです。

これらのルールについては、ググって調べてください。⑧ボールは考えることがたくさんありすぎて難しいですが、選択肢が多いので初心者にはやさしかったりします。

日本では、ハスラーの影響なのか、全くのビギナーでも９ボールが中心に回っています。（海外でプレイしたことある人は高確率で⑧をやる人が多いです）

海外だと、特に欧米なんかは９５％は⑧ボールです。台湾は１４－１とか。

ダーツやボウリングみたいに、初めてやった人でも「やったー入った」みたいな感動をもっと作らないと「つまらない」となります。

全員が８ボールでもやれば、初心者の何人かは「ビリヤード、もう１回やりたい」ってなる気がしてなりません。