Bクラスでも真似できそうなプロのセーフティを参考にする記事

クイズ、下記の配置であなたならどう撞くか？？

狙いは、②番。②は⑩でほぼ隠れております。

図にすると、(実際の配置と多少の誤差はあります。必要なところだけ抽出している場合があります。)

※7Fテーブルなので、実際はもっと小さいです。

あなたならどう出しますか？？

パグラヤン選手は、

上記のように出しました。

⑩を当てて②を狙えないように故意ファール。

これが正解かは分かりませんが、私であれば迷いなく、当てに行くだけで終わってしまいます。

キックショットで当てるだけであれば、さほど難しくないと思いますが、セーフティで返すのは難しいです。

キックで当てた後はチャンスになる可能性が高く、②が見えれば相手はボーニング選手なので取りきられる可能性は高いです。

ただ、反面その後も厳しいセーフティをかけられる可能性は高いです。

結果としては、その後は微妙なタッチでセーフティで返して、壮絶なセーフティ合戦が続きます。

ポイントは、

・全体のポジションが比較的簡単な場合で、

・セーフティされた後、タッチはできるが、タッチした後にチャンスになる確率が高い場合、

・故意ファールで的玉を隠す方がセーフになる場合がある。

・ただし、その後にさらに厳しいセーフティされる可能性があるので、故意ファールした後にどう出されるかも考える。

・最適な選択かは分からないが、チャンスを与えるファールや的玉に当てるだけのチャンスを与えるショットより勝つ可能性は広がる。

こういうプレーを嫌いな人もいるので、合撞きでは使えないかもしれません。

ただ、試合で上級者相手に、馬鹿正直にキックショットで当てにいってマスワラれるのを見て終わりってなるよりはましな気がします。

こういう嫌らしいプレーは私は好きなので見習っていきたいです。

下記のエントリーでも挙げています。

ランアウトさせないための故意ファールセーフティ

↓動画参考 (該当の場面から再生が始まります。)

2015 US Open 10-Ball: Alex Pagulayan vs Shane Van Boening(https://www.youtube.com/watch?v=eqoJiwpSbYo/thanks for CueSports International (CSI))