Bクラスでも真似できそうなプロのセーフティを参考にする記事

クイズ、下記の配置であなたならどう撞くか？？

狙いは⑥番。⑥は半分ちょい出ていますが、コーナーへのイレはなさそうです。

図にすると、(実際の配置と多少の誤差はあります。必要なところだけ抽出している場合があります。)

あなたならどう出しますか？？

ユーロ代表のスーケー選手は、下記のように出しました。

⑥を長の中間に持っていき、手玉は逆を捻って⑦番で隠すように持ってきました。

⑦では隠れませんでしたが、バンクを狙うにしても難しい配置です。

このセーフティは、的球主体で考えた方がよさそうです。

・的玉を長クッションの中央付近にもってくる厚みを考える。

・手玉の跳ね返りを捻りで調整する

・⑦で隠れるくらいに持ってこれればベスト

短クッションでも同じことがいえますが、長クッションの中間に持ってこれた時点である程度のセーフティとなることは多いです。

例えばこういうシーンで守るとして、

⑥を長クッション中央に持ってくること考え、⑧で隠れるように捻りで調整する

ようにすればセーフティが決まりやすいように思います。

これも⑧で隠れれば一番いいですが、隠れなくても長クッションの中間に持ってくることをまず意識に置いた方が隠れなかった際でも有効になります。

逆に手玉を意識するあまり、⑥がサイド穴前になんてことが起こったら大変です。

今更言うことではないですが、守りからでも勝負ありってことが多々あります。

イレがなくても守りで完璧に守った時はスーパーショット級の価値はありますし、上級者になればなるほどその精度が求められてきます。

B級くらいの戦いでは、守りをかなり適当に撞く人は多いですが、これくらいきっちりと考えていくことでより強くなっていくと信じています。

↓動画参考 (該当の場面から再生が始まります。)

https://youtu.be/UOmg0yC2zuk?t=774

Mosconi Cup 2017 – 1080p60 – Match 4 (Day 1) – [Dominguez/van Boening vs Souquet/van den Berg]

(https://www.youtube.com/watch?v=UOmg0yC2zuk/thanks for TheFriesel)