試合では依然余裕が全然ないのですが、相手が何を考えているかっていうのを考えると余裕が出てくるのではと考えるようになりました。
ポーカーとかになると、運と心理戦なので、ひたすらそういうことを考えているのではと思います。
Bクラスですと、心理戦とかそういう次元ではなくて、まずはイレを強くしろなんて思われるかもしれませんが。。
ただ、試合の醍醐味の一つとして相手の心理を読むというのもおもしろいかもしれません。
さて、最近私の中であまりなかった価値感として、一つ発見したことがありました。
それは、「格好よく撞きたい」という人は結構いるということです。
「ダサく撞いて勝つ」くらいであれば、「格好よく撞いて負けた方がマシ」
ダサく撞くよりは、誰だって格好よく撞きたいものです。
私だって「ダサく撞く」よりは、「格好よく撞きたい」です。それは誰でもそうだと思います。
今回のブログ主旨はそういうことではありません。
私が指す、「格好よく撞きたい」は、極論ですが、
「ダサく撞いて勝つ」くらいであれば、「恰好よく撞いて負けた方がマシ」って思う人たちです。
「ダサい」というのが最も嫌で、絶対にそうはしたくないという人たちです。
もっと言うと、見られているのを結構気にする方々です。
どういう傾向があるか
その方々の特徴としていくつか挙げたいと思います。
これはある程度経験に基づいていることです。ただ、すべての人が当てはまわるわけではありません。
ちなみに、これに対して私は異論を唱えるつもりも全くありません。
格好がおしゃれ
「格好よく撞きたい人」は、例外なく、格好には気を遣っています。
逆に言えば、この人結構外見に気を遣っているなと思えばその傾向が強い可能性は高まります。
あと、撞くフォームも綺麗です。見られるのを気にします。
撞くのが早い
撞くのは比較的早いです。撞くのは早いに越したことはありません。私も遅撞きは大嫌いです。
ただ、シーンによっては考えないといけない場面も出てきます。
そのような場合であっても、
「自分の中で納得がいく答えが出てから撞きたい」よりも、「考え込むという時間=ダサい」と考えて納得がいかないまま、とりあえず撞くということがあります。
ブレイクはハード気味
9ボールですと、ラックシートが主流となってから、ハードブレイクをする必要性はなくなってきました。
ソフトブレイクの方が勝てる確率が高いとしても、やはりソフトブレイク=ダサい。思い切って撞きたい、格好よく撞きたいと考えるので、
ハードで撞く傾向が高いように思います。
セーフティは多用せず、イレにいく
シュート率低い場合でも、守り=ダサい。と考えるため。
多少無理があっても、入ると恰好がいいということから、攻める傾向にあります。
上記の特徴見ていると、むしろ、「言うことなし」ですよね。
対戦相手だったらジェントルマンで撞いていて気持ちがいいです。
要するに、いろいろな選択肢がある中で、「カッコイイ、イケている選択を選ぶ」ということです。
試合だとどうなるか
そのような人たちが試合でどういう選択を取りやすいか、ということを考えました。
その人たちをディスりたいわけではなく、あくまでその軸で考えた時にこう出るのではっていうあくまで私の分析に過ぎません。
また、だからその人たちに対して嫌なことをして勝とうという意図もありません。
攻めて崩れるパターン
あまり守らずに攻める傾向が強いので、いったん外し始めると崩れるパターンが多いです。
裏を返せば、こちらのシュート力に自信がない時に、相手に遠い球を外させて自滅させるということも考えられます。
具体的には、イレて出すには結構きついシーンで、シュートアウトのようにイレはあるものの、そこそこ難しいという球を相手に渡せば攻めてくれるので、
外した場合に相手が崩れる場合があります。ただし、相手がイレてリズムに乗ってこられる場合もあります。
細かいプレイは嫌い
気持ちよく取り切ることが好きなため、トラブルが多い配置とかは嫌いです。
トラブルが多い時の対応や細かなショットが嫌いであるため、プレイが雑になる傾向があります。
細かい時こそ、こちらが集中して確実なセーフティを決めれば、相手はイライラするかもしれません。
短考で早く撞く
こちらが守って、システムとかキックショットを考えないといけない時であっても、あまり時間をかけません。
時間はかけない方が当然いいのですが、「時間を掛ける時であっても早く撞く」という傾向が強いように思います。
なので案外、あっさり撞いてファールとかはよくあります。
少し難しいですが、守れる時に確実に守って、時間をかけないと当たらないようなことをすれば、あっさりファールしてくれる場合があります。
派手なプレイが好き
3クッションで回すとか、バンク多用とか、派手な引きを使うとか、見ていて派手な方を選ぶ傾向があります。
ただし、これを毎回やるとコンディションによりムラが出るので、適用できない場合も出てきて、試合にムラが出る場合があります。
観衆がいる場合は尚更
見られているのをすごく気にするために、ギャラリーが見ているシーンであれば、より上記の傾向が強くなり、
派手目の選択を取る傾向が強くなります。
筆者的なまとめ
これを考えるきっかけになったのが、
「何故、あのシーンで攻めたのか?」って疑問に思う試合がありました。
それを考えた時に、「守って勝つよりも、攻めて勝ちたい」っていう意図があるのだなと思いました。
また、「あの人は滅多に守らないな」「あの人は、あっさりファールをするな」とかいろいろ考えていくうちに、
「恰好よさ」っていうのが根底にあるのだなと考えたわけです。
再三いいますが、プレイスタイルは人それぞれなので、全くディスる意図はありません。
かの私がそうでないかと言われると、当てはまる部分も当然あります。
ただ、このように相手の選択の意図を考えた時に、相手の価値観がビリヤードにも結構出てくるなと思ったので、結構おもしろかったりするわけなのでブログにしました。
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