時間がない時や全体的なイレがイマイチのC～B級向けのトレーニング法です。

とはいっても、大して目新しい練習法でもないです。

このブログを書く理由として、

私が説教する訳でもなんでもないのですが、上手くなりたいと言いながら、スマホゲームとか休憩ばっかりでぜんぜん撞いてない人多いよねって事です。

その日の調子や、自分のペースがあるので否定するわけではないですが、1時間に休憩とか挟んで20球とか30球くらいで終わる人も結構います。

ある程度球が入るようになり、外す数が少なくなりそこまでストレスは感じなくなってきたC級～B級（SL4～6くらい）において、とにかく球をたくさん撞くことが大事だよねってことです。

トータルで3000球しか入れていない人よりも、3万球入れている人の方がイレが強いのは当然だっていう単純な話です。

読書とか英語でいうところの多読みたいな感じでしょうか。

とはいえ、社会人であれば、時間がたくさんあるわけではないので、限られた時間しかありません。

その限られた時間で、いかにして質良く、たくさん撞くかっていう話です。

1球ずつ丁寧にやるのもいいのですが、丁寧に50球やるより、とにかく500球くらい早く撞きまくるみたいなイメージです。

とはいっても、雑に撞けばいいというものではないです。

方法は、①～⑮を全部使ってとにかくバラ球で入れていくだけです。

球を戻したり、毎回配置したりする時間が勿体ないので、全部使うだけです。ブレイクもしません。

下記みたいに、ちょい難しいみたいなショットで15球入れるだけです。

私は下記みたいな制約を作っています

●ブレイクもしない

●球は自由に動かしてOK
●最低3ポイント以上の距離
●穴前とかの球は基本動かす
●近い球は極薄カットとか難しい球中心
●どこに出すかは考える
●ルーチンはきっちり守る
●早く撞くからといって雑に撞くわけではない

この練習の良いところ

この練習のいいところは、

・時間がなくてもたくさん撞ける

・とにかく数をこなせるということ

・ある程度、早撞きになる（雑に撞くというわけではない）

・直観的に厚みのイメージが身につく

・どういう球を外すか、どういう出しが弱いかの弱点が分かる

・ルーチンを守ることができる

みたいな感じでしょうか

1ラックで3分くらい

テンポよく撞いていけば、1ラック15球、3分以内で終わります。ブレイクもする必要ないのでバラ球でまた再開する感じです。

10ラックくらいは休憩なしでとにかく撞き込みます。早い人だと30分で150球くらい撞けるかと思います。

1時間しかない時でも、200～300球撞くことができます。

個人的にはボーラードよりもお勧め

個人的にはボーラードはスコアを意識してしまうので集中が持ちません。ストライクが出ないと3フレくらいでやる気がなくなってしまいます。

また、1球外すとスコアが落るのでモチベーションが下がります。1球に集中する意味ではいいのですが、多くは撞けません。

また、スコア重視になってしまうので、難しい球を撞く機会が減ります。というよりエニーボールなので簡単な球しか撞きません。

とはいえ、ボーラードを否定するつもりはありません。どちらがいいというわけではないのですが、多く撞くという意味ではこちらもいいと思っています。

上級者向けの発展系

制約をもっと厳しくすることもできます。

●手球の出し重視の練習をする。自分で狙った球を手球で当てる（上であれば⑧番入れた後に手球で12番を当てることを意識する）

●その逆で、手球はどの球にも当たらないようにする

●最低4ポイント離れた遠い球中心に撞く

●すべてドローorフォローショット

●すべて逆捻りで入れる

●すべて2クッションで出す

テンポよく撞けば、同じ時間でも人の倍以上撞けると思います。

とにかく、数をたくさん撞く時にお勧めです。