前回からの続きです。
今回は、主に狙い方の参考になります。
⑦ポイントやポケットを目印とする
こちらは遠くて厚みがよく分からない時に、ポイントを当てにしたり(①)
サイドを狙う時にツノを狙ったり(②)、スロウを考慮する際にコーナー角(③)を狙ったりします。
他にも、視界に入る壁の境界線が狙える等、何かしら視界に入る目印を当てにすることもできます。
⑧スポットやラシャの汚れ等を目印にする
⑦と同様にこちらも遠い場合の時に使ったりします。
ポイントを目印にするのと似ているのですが、ポイントを狙うにしても遠いとざっくりになってしまいます。
そこで、センタースポットやフットスポット、汚いラシャの場合はシミや汚れなどを目印にして、
どのあたりを手球が通れば理想の厚みに行くかというのを考えます。
下の例でいけば、センタースポットのほぼ中心を通ればいいラインになるみたいなことを考えます。
⑨レールがある事をイメージする
レール際のイメージがいい人はいいかもしれません。レールと平行に球が動くことをイメージしやすい人は、
下記のようにレールをイメージすると、微妙な厚みの時の助けになったりします。
⑩ポケットに小さなピンをイメージ
ポケットの狙い目にピンが立っていることを想像してそれを倒すというイメージです。
こちらは、サイドの微妙な角度の時等に使えます。
⑪ポケットを近くに置き換える
これもイメージ系です。どうしても遠くに的球を転がす場合イメージしにくくなります。
そこで、ポケットを近くに持ってきて、どのラインが適切かを分かりやすくします。
ただし、的球を遠くに転がす場合、スロウの影響が出てきますのでそれを見越したラインを考える必要があります。
⑫世界地図に見立てる(笑)
これは少しネタの部類でもあるのですが、
的球を地球儀に見立てて、どのエリアに向かって球を当てるかをイメージするものになります。
よく、手球を真ん中線を赤道に見立てて、考えたりしますが、的球をそれに見立てたものになります。
まとめ:慣れてくると最終的には感覚になる。根拠を持って撞く事が大事
初めに言ったように厚みに正解はありません。撞き方によって厚みはすべて変わってくるからです。また、狙い方も十人十色です。
よく「景色で覚えるくらい撞き込め」と言われますが、
外す経験が多いほど、この厚みだと「外れる」「入る」という感覚が自然と分かってきます。
ただ、「感覚的になんとなく撞く」というのが危険だったりします。特に、試合や緊張した場面で厚みが全く分からなくなる場合もしばしばあります。
そこで、練習の時からいろいろな根拠を持って撞くことが大事になってきます。
角度によっても見え方は人によって変わりますし、癖によっても正確さを欠くことがあります。
また、自信がない厚みは、トリプルチェックくらいすることでより信頼のある厚みで構えることができます。
結局のところ、自分でいろいろ試してみて、最も合うものを探す他ありません。自分の中で自信のある基準を作らないといけません。
上記に挙げた12個の方法をヒントに厚みによってよりしっくりくるようなものを探してもらえばと思います。
Comments
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