コロナの影響で非常事態宣言が出され、自宅待機、ビリヤード場は休業する中、ビリヤード界に明るい話題があるとすれば、ビリヤードのyoutuberが増えたということだと思う。

最近では、土方Pがyoutuberチャンネルを開設されて、ものの見事に2，3日で登録者が1000人を超え、わずか2週間で6000人も超えた。

「他のボールを動かさないように45個全て落とせるかやってみた」に至っては、一般層にバズったことにより、100万再生にまで達した。これはビリヤード界にとっては非常に明るい話題であろう。

他にも、最近では、BCクラス向けへの技術指南する「ビリヤードA級になろうチャンネル」や、歌いながらビリヤードをする「はむチャンネル」、17歳のギャルが開設した、「ギャルハスラーあいりチャンネル」等、今までなかったようなジャンルのビリヤードチャンネルが相次いで開設されている。

それに伴い、私のyoutubeの登録チャンネルも国内外合わせて200を超えた。これだけ増えるとどれだけ時間があっても全部見切れない。

ちなみに、過去に国内のビリヤードチャンネルをまとめたものがあります。「ビリヤード動画のyoutubeチャンネル(国内)まとめ一覧」

このようにいろんな切り口で発信者が増えていくことは、非常に面白いし、興味深い。中でも、「ギャルハスラーあいりチャンネル」は読者層からすれば面白いコンテンツだと思う。

先日、「プロテスト受けます宣言」をしたようなのだが、youtubeのユーザ層から多くのファンを獲得することが可能だし、チャンネルを通して成長した姿を見れるのは非常に面白い。

昔、北山Pが「コンテストで選ばれたらプロになります！」ということが彷彿させられるが、昔は雑誌やテレビを通してしかできなかったことが、一個人で配信できるようになったことでヤラセ無しで成長ストーリーを新しいコンテンツとして受け入られていくと思う。

平口Pはyoutubeでの露出が多く、ファンも非常に多いが、それとは違ったジェネレーションの波を感じざるを得ない。

今後もいろんなネタが増えていくと思うが、発信者が増えていくことで、ビリヤード新世代がどんどん開いていくと思う。当の私もビリヤードを本格的にやるきっかけとなったのはyoutubeで海外の動画を見たのがきっかけだ。

そこで、本日は、私が勝手に想像した、こんなチャンネル、企画あれば面白いっていう切り口をいくつか紹介したい。

（お前がやれって言われるかもしれないが、他の事でも手一杯なので誰かやってください）

道具レビューチャンネル

間違いなく需要があるチャンネル。道具をたくさん買う人が、新商品をどんどん紹介していくチャンネル。これはスポンサーしばりのあるプロにはできないことだと思う。

５９で負けるとおいしい店紹介しますチャンネル

５９をやるだけというチャンネルを見ていても面白いが、負けた人が「おいしいレストランを紹介して、そこでグルメレポートをする」というグルメ×ビリヤードの併用チャンネル。

これは見ていても最後まで目が離せない。

競馬×ビリヤード×麻雀チャンネル

ビリヤードをやっている人で、競馬と麻雀好きな人はそこそこ多い。そうした人向けに土日ですべてをまとめて配信するチャンネル。

プロとのハンデ戦

プロとBクラスが試合をして、ラックでのハンデではなく、チョーク塗らないとか、押し球オンリーとか、肘にマッサージ機付けながらとかいろいろなハンデを抱えてプロと勝負をする。

ボウラードでプロボウラーと勝負した

これは1企画だが、プロボウラーはボウリングを、ビリヤードではボウラードを。お互い1ラックごとに試合をしていきスコアを競う。

ガチンコプロ養成講座

昔、ガチンコという番組があったが、この番組のようにプロの指導をもらいながらプロを目指すチャンネル。「ギャルハスラーあいりチャンネル」はそれに近いが、もう少し指導する様子を定期的に配信していく。指導しているプロのとっては実益も兼ねると思う。

上級者さん教えてよチャンネル

BCくらいの人が、9ボールの配信をして、どこをどうすれば良かったかをひたすらコメント欄で指導してもらうチャンネル。これは、教え魔の人たちもたくさん参加が可能だ。たくさんコメントしてくれることにインタラクティブなチャンネルとなる。これによって上手くなれば新しい絆が芽生えるはず。

JPAチャンネル

youtubeに映ってもOKという人たちでJPAを組んで、KTCを目指して共にレベルアップしていくチャンネル。

ビアバーチャンネル

タイのビアバーの女の子と撞いている様子をひたすら定点カメラで流すチャンネル(笑)

まとめ：もはや可能性は無限大。これからどうなるか予想できない

youtubeは10年以上前からあったが、ここ1,2年で劇的に環境が変わって今までリーチできないかった層が爆発的に増えた。

スマホ一つで簡単に視聴、配信、編集ができるようになり、劇的に視聴者が増え、チャンネルも増えた。

今までいなかった視聴者層にもリーチできたり、今までなかったようなコンテンツや配信者が増えてくることで、多様な形でビリヤードが楽しまれるようになるだろうと思う。

めちゃくちゃ無責任な発想だが、10分くらい考えてこれだけ想像できたのだから、動画配信のネタの可能性はいくらでもある。

コロナ危機というのは良く捉えれば、youtuberにとっても一種の起爆剤のような時期になっていると思う。

どれだけのチャンネルが生き残っていくかは分からないが、多様な形で発展していくことは間違いない。youtuber初のビリヤードプロなんかもそのうち生まれるだろうし、新しい波が来ている事を感じざるを得ないしなんだかワクワクしている。

一応、こちらに国内のビリヤードチャンネルをまとめたものがあります。「ビリヤード動画のyoutubeチャンネル(国内)まとめ一覧」