最近たまに使う、キックショットについて書きたいと思います。
上級者の方は、「捻りMAX」ってあまり使わないかもしれません。
ただ、ある条件の時は、「捻りMAX」は使えるのではと思いました。
キックショットで、クッション全厚の時に、MAXで捻れば、再現性が高いというものです。
さて、問題です。フットスポットからバンキングくらいのスピードで直線(短2ポイント)へ向けてMAXで捻った場合、どこのポイントにいくでしょうか。
正確に真っすぐ撞けていればの話ですが、おおよその人はサイド1~0.5ポイント上くらいの角度になるかと思います。
(オイルがすごい、クッションが壊れているなど例外を除く)
これは、いろんなコンディションで試したことがありますが、比較的再現性は高いです。
そこそこずれたりしても、0.5ポイントくらいの誤差です。
例えば、1タップ捻るっていうのは、スピードや力加減、タップのタッチの加減が人によって違ったりして難しく再現性が高いと言えません。
クッションに対して、ある程度角度がある場合は、尚更難しく、入射角が5度変わるだけで、かなり変わりますし、
スピードも2~3キロ変わるだけで随分変わってしまいます。
しかし、仮説として、
①クッションに全厚で当たる
②MAXで捻る
③スピードも比較的再現性が高いスピード
この3点が合わされば、再現性は高いのではと思いました。
ちなみに、全厚で当たった場合、おおよそですが、30度~35度くらいです。
これはざっくりですが、ピースサインくらいの角度になります。
これが分かると何に役立つのか?
ここから本題です。クッションに全厚で当たった時のある程度の角度が分かりました。
こんな時に役に立ちますっていう実例をいくつか挙げたいと思います。
長側のキックショット2ポイント
これくらいのキックショットであればハーフシステム、ミラーシステムなどで当てることもできますが、そうでもないときとかに有効です。
ちなみに、長側の2ポイントは、ぴったり30度です。
使えるのはこんな時とかですかね。
①は説明通り、②は、少し下を入れるか、若干ズラすかで短から当てることができ、⑧へ出すこと可能になります。
比較的再現性は高いです。2ポイントきっちり出ます。あくまで全厚でクッションに当てるということを忘れずに。
キックショットで裏から正確な厚さで当てたいとき
裏から全厚で当てたいときも、ピースサインで角度を測って①に対して全厚で当てることができます。
1クッションで当てる時
捻って1クッションで当てないとどうしようもない時も、MAXで30度というのが比較的よい指標となることがあります。
使用するときの注意点
右下(左下)MAXは?
横のMAX捻りを紹介しましたが、下を入れるとどうでしょうか。右に比べて右下は誤差ですが、0.2~0.4ポイントくらい上(捻りが利いている)でした。
ただし、撞き方に注意しないとカーブする場合がありますので注意が必要です。
右と右下で許容量としてはこれくらいです。
右上(左上)MAXは?
当然ですが、右上(左上)は捻りの掛かりが弱くなります。
例えば、こういった土手は1~0.5ポイントくらい捻りが弱くなります。また土手での捻りは再現性は低くなります。
同じ撞き方ができないと難しい
言うまでもないですが、
MAXで捻るので、毎回同じように捻りを真っすぐ撞くことができないビギナーとかは再現性は低いと思います。
当然コンディションも考慮される
再現性は比較的高い方だと思いますが、当然コンディションも左右されます。
さらラシャや、オイルの具合、クッションが死んでいるなど、すべての台で同じように使えるわけではないので、
練習の際に確認することをオススメします。
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