第69回全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会(通称アマローテ)の本戦(全国)がいよいよ今週末と迫ってきました。
私は今年は予選も出れなかったのですが、去年のBクラスだった時にBクラス最後の記念にということで出場したら本選にいけました。(というより、予選出た人は余り枠とかでほとんど出れたようです)
その時に書いたメモが残っていたのですが、公開せずにおりました。
このまま下書きのままお蔵入りするのももったいないので雑文ですがアップしました。
アマローテは比較的人気のない大会らしく、その時にいろいろと調べたのですが本選の情報があまりありませんでした。
まず「名東スポーツセンターってどこ?」から始まり、調べてもアマローテの情報がありませんでした。
審判もどうやるのかよく分からないまま当日の朝を迎え、、、みたいな感じでした。
毎年出ている人にとっては当たり前な情報かもしれないですが、今年初めて参加される方向けに少し情報を書きたいと思います。
雑多なメモみたいな感じですが、少しでも参考になれば幸いです。
名東スポーツセンターの場所について
車で行く人は問題ないと思うのですが、電車組にとっては、とにかくアクセスが悪いです。
電車であれば、市営地下鉄東山線、「本郷駅」が最寄りになり、そこからバスに乗り、「障害者スポーツセンター」という駅でおります。
名古屋駅から名東スポーツセンターへは、いろいろ合わせて1時間ほど見た方がよいです。
ちなみに、名古屋駅から本郷駅までは地下鉄で26分です。
↓は本郷駅のバスのロータリーです。
上記以外にも、
幹本郷1 本郷←→猪高緑地、本郷←→本郷、本郷←→地下鉄平針
で行けます。本数は多いです。10分に1本くらいはあります。
バスは5分くらいで着きます。タクシーでもいけますが、本郷駅にはあまり止まっていないので電話することをオススメします。
「障害者スポーツセンター」で降りると、
↑の道を3分くらい直進します。
そうする↓の交差点があるので、そこを左に曲がります。
↓が体育館のエントランスです
ちなみに、帰りのバスですが、バス停と反対側にあります。時刻表は↓です。(※下記画像は最新のではないです)
一応23:00くらいまではあるので帰ることはできます。本数もそこそこあります。
ただ、正直帰るのは面倒なので、知り合いとかの車に乗せてもらえるのはベストではあります。
名東スポーツセンターの試合会場設備等について
体育館シューズ(室内履き)が必須となります。基本的に小学校とかで使っていた体育館と同じです。
規定では、ゴム底の靴(運動靴、スニーカー可(単色))とあります。新品であれば外で履く運動シューズでも良いかもしれません。
ただ、注意点としては普段履いている靴と今回使用する靴で底の厚さが違うことによって構えた時に若干高さが変わる可能性があることです。
また、体育館の床なので構えた時に普段の感覚とは少し異なります。
私は室内履きが少し底が厚い目でしたのでその分少し違和感がありました。台の高さでも1センチ変わると構えのイメージがだいぶ変わるので注意が必要です。
会場の様子は、ビリヤードデイズさんのブログでかなり多くの写真が写っていたり、youtubeにも上がっておりました。
試合進行について
ここは、去年初めて出てこれを知っておけばなという部分です。
1日目の試合数や試合の間隔には注意しよう
初日はタイムスケジュールや審判のスケジュールが事前に出ているかと思います。完全ダブルですので、最低でも2試合はやることになります。
トーナメント表を見て欲しいのですが、(リンクは2022年のもの)
試合数がAとBとレディースが同時進行で、テーブルは30台進行となります。
あくまでBクラスの話になりますが、予選トーナメントだけでも250試合近くあります。(おそらく今年も同じだと思われます)
Bの試合で主に稼働していたのが約8台ほどでした。120点ですので試合時間は10分くらいで終わることもありますが、大体30~1時間くらいです。
去年は予選の200試合弱が1日目でした。ですので、初日に行われる試合は勝者最終前、敗者3回戦くらいまでとなります。
となると、初日にできる試合は3~4試合となります。
ちなみに私は、11:00頃に1試合目、14:00くらいに2試合目だったのですが、3試合目は20:00頃となりました。つまり、6時間以上空いたので体がかなり冷えました。
時間が空くという事を覚悟して挑もう
基本的に試合は試合番号順に進みます。
トーナメント表の番号を見て、次の試合勝つ、もしくは負けるとどれくらい時間が空くかを考えておいた方が良いかと思います。
例えば、1回戦勝ちの後、2回戦負けでその際の試合番号が50、その次が150とかになると100試合以上空くことになります。
ここで大切なポイントとしては、「どれくらいの時間が空くか」に対してどれだけ準備ができるかだと思います。
これは大きな大会やプロの試合では当たり前かもしれませんが、それ以上にショートなフォーマットです。
正直、6時間以上待った後の試合は、体が冷え切っていてきつかった記憶があります。
6時間以上空いた後にショートフォーマットの120点とか180点の試合が始まり、序盤で少しミスしたらすぐに負けたみたいな人も多かったのではと思います。
3時間以上待った後で、「いつくるかいつくるか?さらにあと3時間か。。。」となるよりは、「6時間くらいは覚悟しておく」としておく方があまりイライラしなくてすむかと思います。
ちなみに、Aクラスはもっと稼働する試合数も多いですが、稼働する台数が多いので同じくらいなのではと思います。(場合によってはBクラスよりも早い)
10回転以上あくことになるので5時間以上は覚悟するという意味で、
もちろん、知り合いの試合を見る、知り合いと談笑するのも全然ありですが、気分転換にどこかに行って休む、寝る等も全然ありです。
車があると楽なのですが、車がない方であれば試合会場でも休めるような準備をしていおくのも良いかと思います。
これは個人的な意見なのですが、スマホを長時間触っているとかなり疲れるのでお勧めはできません。
スタンバイ席
試合が近くなると、会場フロアの入り口付近に「スタンバイ席」に移ることになります。
スタンバイ席は、あと10試合とかになると呼ばれるのですが、この席で1時間以上待つ場合もあります。
スタンバイの状況は下記のリンクから分かるようなので、外にいても安心できます。
撤収時間
ちなみにですが、体育館は、20:00か21:00か忘れましたが、運営も合わせて完全撤収となります。
ですので、その時間の1時間前くらいになると「この試合までで1日目は終了です」とアナウンスがあります。
その際、スタンバイ席に座っていたとしても「2日目になる」という可能性があります。
そのあたりは、1日目の試合進行と台の空き状況次第となります。
2日目について
2日目は、1日目に2回以上勝つと高確率で残る可能性があります。
審判は前日の夜に決まります。それによって集合時間が変わります。
前日と違って、2日目は進行がかなり早いです。待ち時間も最大で1時間くらいでしょうか。
審判について
基本的に1日目の審判は初戦を除けば、勝った人がやることになります。2日目は敗者がやりますが、人数が足りていれば免除される場合もあります。
正直、連盟員とかでなく、普段ローテーションをやらない人であれば、初めはてこずる可能性が高いです。
ローテーションのラックの立て方から始まり(レフェリーラック)、ストップウォッチで時間を測り、ローテの点数も足し算で記入しないといけません。
慣れれば問題ないのですが、審判は試合以上に責任がかかってくるので、1試合目とかは特に緊張します。
よくあるのが、審判が不慣れなことによって、ラストボールが分からないことがあります。
あと何点でラストボールかは、小まめに確認をしておく方がよいかと思います。
審判がダメで試合が狂ったみたいな話もチラホラ聞いたので、そうならないためにも、分からなければ連盟員の方や運営に聞くのはありだと思います。
宿泊施設について
もう既に取っている人も多いかと思いますが、
試合会場の周りにはホテルはほとんどありません。エアビーとかで取るのもありかもしれませんが、名古屋駅周辺か栄あたりがホテルもたくさんあって無難かと思います。
ただ、負け負けの場合は、夕方くらいに終わる可能性もあるので、応援とか観光する気がなければ当日帰ることも可能です。
私は最悪の場合も想定して、次の日が確定した時点でネットで取りました。確かAPAでした。APAであればホテル数も多く、名古屋駅や栄駅付近にたくさんあります。
ネットですぐに予約できるので便利でした。
昼食や飲食について
体育館の中には食べるところはありません。自販機もありますが結構売り切れにになるのでたくさん持っていった方がよいです。
体育館を出て国道沿いに、からしげ(唐揚定食屋)、大戸屋、ばーみやん、スーパー(ヤマナカ 極楽フランテ)、セブンイレブン等があります。
↑体育館の真向いにある唐揚屋
いずれも徒歩5分圏内ですので昼食や軽食等には困らないです。待ち時間も長いので昼食するには問題ないです。
テーブルコンディションについて
これは特設台であれば当たり前の話にはなるのですが、
特設台(サララシャ)の穴のサイズは2穴ジャストくらいですが、ポケットの「受け」はかなり良いです。「え、そんなのも入るの」くらい入ります。それゆえ、取り切られる確率も通常よりは高いです。
まぁこれは例えばなのですが、下記のような一見①のイレがなさそうに見える球でも、遅い球であれば拾ってくれたりします。
この辺りは練習の時などにどれくらいコーナーが球を拾うか試してみればよいかと思います。
確か、練習は2分くらいあったかと思います。
また、これもサララシャの特徴ですが、「引き」がかなりかかります。押しの空回りや押しのカーブもかかりやすいので注意が必要です。
あと、キックショットやバンクは伸びたりするので難しいです。
そして、台間は広いのでそこは心配しなくてよいです。
これは私個人の印象ですが、会場が広く壁が遠いため、遠い球が見にくかった記憶があります。
他、テーブルコンディションは、もちろんその日にもよりますが、過去の試合のyoutubeでも参考になります。
あるとよい持ち物
去年行って、「あー持っていった方が良かったな」と思ったもの。
・防寒対策→会場が寒い場合もありえる
・上半身のシャツについては、半袖と長袖両方用意した方がよい→最悪どちらも対応できるよう
・昼寝できるグッズ→待ち時間が長すぎるので
・長時間イスに座るのでクッション→ずっと座っているとお尻が痛くなる
・軽く腹ごしらえできそうな軽食
・飲み物は多い目に用意(自販機は売り切れが多いので買いに行くのが面倒)
Comments
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ありがとうございます。
一度行けば分かるのですが、行く前はいろいろ不安がつきものですよね。
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良い記事だと思います!行ったことある人は分かると思うけど~…って会場多いですからね。