とあるPABCのハウストーナメントに参加してきました。

SAさんと当たり、もちろんボコられましたが、勝敗よりも格上の方と戦えてよかったです。普段では絶対撞いてくれないと思います。

私はビリヤード界が浅いのでアマチュアで誰が強いとかあまり分かっていないのですが、帰って調べてみたらアマチュアではかなり有名な方だったみたいです。（たぶんハウスでのSAではなく、正真正銘のSA)

結果的に、ハウストーナメントで、向こうもそこまで本気ではなくて、ハンデもかなりもらっているので、こちらがミスらなければ勝てたといえば。勝てた。

そこで、今回の反省点と格上と対戦したときの自分の中で起こったメンタル面を書きたいと思います。

【反省点】

・向こうがめちゃくちゃ撞くの早かったので、時間をかけると悪いと思ってしまい、あまり考えずに撞いてしまった。

・9セットのうち、ファール5回。もちろん、その後３回は取りきられる。どうしよもないセーフティは１回あったが、残り3回はキックショットのミス。角度をしっかり測っていなかった。もっと考えればどうにかなった。

・セーフティのアイデアが全く浮かばずに、「もうええやっ！」って撞いたの３回くらいあった。結果、見え見えになった。

・イージーな５個の取り切りができなかった。

・３回くらいイージーなの飛ばした。

・ネクストの球を間違えて出した

【メンタル面】

・歯が立たないなぁ

・こんな俺とやってもらって悪いなぁ。

・いいところ見せたいなぁ、もっとかっこよく出したいなぁ

・時間待ってもらって悪いなぁ

・ミスしたくないなぁ

・考えても頭が回らないなぁ

・マスワリしたいなぁ

⇒日頃の通り撞けばいいものの、「よそ行き」になり、普段通りに撞けなかった。

たぶん、勝とうという意識が働いたために、日頃の自分よりも背伸びしないと勝てないと思った。

【次回からの改善点】

・練習不足・実力不足というのは仕方がないが、メンタル面での改善の余地はかなりあった。次回から、メンタル面でどのように取り組めばいいか。

・まず、試合で普段の実力以上に力が出ることはない。背伸びしたって無理なものは無理だということを知るべき。

・悪いという気持ちは、こちらが勝手に思っていることだ。向こうだって「弱い奴を倒して悪い」って思っているかもしれない。

・プロに金払って教えてもらうときは、そんなに悪いと思わない。理由は金払っているからこちらの借りはない。ハウストーナメント代は彼に払っているものだと思って、レッスン代と思えば悪い気持ちはなくなるかもしれない。

・向こうの方が集中力を欠いている可能性は高い。例えば、自分がCクラスの人と戦うときに、ちょっと格好をつけて入れようとか、普段よりも集中していないケースも多い。こちらが集中していてきっちりと決めることが最も嫌なことだと思う。

・格上同士であればセーフティするものの、難しい球でも狙ってくる可能性は高い。外してもまた回ってくると思うからだ。当然難易度が高い球は、外す可能性も高い。セーフティは、隠れなくても遠くにする等難易度高くなるくらいに思えばいいかもしれない。

【格上とやるときの考えることまとめ】

・勝ち負けのことは考えない。

・金出してやってもらっていると考えれば悪いとは思わない。

・マイペースで大丈夫。

・１球ずつ丁寧に考える。丁寧に撞く。

・出しはこの辺に出す。次の球はこう入れるってことだけ考える。

・セーフティは隠すこと考えなくてもいい。相手が難しい球を考えればよい。向こうが難しい球を入れに来たら仕方がない。

・BクラスがSA倒すような下剋上が起こるパターンって、（もちろんハンデあり）Bがマスワリばんばんやるパターンよりも、SAがミスったのをきっちり取りきる、入らないものはセーフティをきっちり決めるっていうケースが多い気がする。

昔やっていた野球のことで考えよう。弱小が強豪に勝つケースは守りの時はピッチャーが四球もあまり出さず、守備のエラーをしないパターン。打撃のといは四球等でこっちがランナー出たときはきっちりと送りバンドを決めて、ヒット一発で勝つみたいなのが多いな。

平常心というのは難しいが、こちらとしては「ミスをしないようにという」と思うと固まってしまうから、こちらができることは、「１つ１つを丁寧に撞くことでしか勝つ可能性はない」と考えればいいのだ。