A級さんには常識かもしれないのですが、

最近になって分かったことなのですが、球を撞く角度や向きによって自分のフォームは変わるし、見え方の厚みも勘違いすることが多いということです。

もっと言うと、手を伸ばす球、土手撞き、台の高さによってもフォームや癖によって変化が出るし、球の右を当てるか左を当てるかによっても、効き目の問題で自分が思っているところに行くわけではないということです。

そりゃ、どんな球でも狙ったところにドンピシャに行けば苦労しないのですが、

非常に繊細なスポーツなのでちょっとしたズレや身体の歪み、頭の傾き、目の錯覚など、場合によっては思ったところに行かないわけです。

自分が撞きやすい撞き方だと、
特定のフリに対して、5°くらいズレてしまいます。

これは体の傾きや目の錯覚なのか原因が分かりません。

質問としては、

・身体の癖は仕方がないと受け入れて、癖を見越して撞くか
・真っすぐに直るまで矯正して直した方がいいのか。
（コメント欄に続く） pic.twitter.com/RvrKhuG9ti

— ビリヤードKK (@billi_KK) 2019年1月27日

上記のような質問に対して、親切なフォロワーの上級者さん達がいろいろなコメントを頂きました。

そもそもの悩みの種は、下記のような球の外し方が私の悩みの種だったわけです。

これは、ぼろまりさんの動画から取ってきたもので申し訳ないのですが、

下記のような球です。（これは私と同じ現象を偶然動画見ていて発見しました。）

上記の球を、

下記のように結構大きく外してしまうわけです。（プレイヤーの方を下手といっているわけではありません）

該当の動画は↓↓（該当の箇所から再生されます）

おそらく、上記の方も普通にセンターショットや平撞きの球は全く問題ないのだと思いますが、土手撞きで難しいということを差し引いても、このように大きく外すことはあまりないと思います。

私も、上記のような外し方をするので、何故こんなにも誤差が出るのだろうと、ここ数日に発見した悩みです。

1人のフォロワー様が、こういうことではないかという説明がしっくりきました。

https://ameblo.jp/tasuku-n/entry-10123502953.html

これは、西尾Pの過去のブログなのですが、

（画像は上記のブログより抜粋）

向きによって、頭の傾きが発生するということ、

あと、向きによっては、キューと目の位置が若干ズレるということ。

これによって、結構錯覚を起こすことがありあります。

例えば、下記のCUESの表紙。

このフォームが悪いとか正解とかそういうのを言いたいわけではいのですが、この撞く瞬間を見ても、斜めから右上方面に構える瞬間って、

若干左目の方が前にいったり、身体がいつもよりも傾いたり、微妙な体の変化があります。

上記の西尾Pのブログでも、下記のように言われています。

素人から見たら、全く気にもならないフォームです。

上記は、プロでもこのようなズレが発生するわけで、私のようなBクラスだともっと頻繁に起こっているのではと思います。

ここから本題なのですが、センターショットって、せいぜい2～4方向くらいからしか撞かないかと思います。

でも、この練習って、確かにフォームチェックとかだったらいいのですが、何百本やったところで、

例えば、下記の配置で同じことができるかって言われると、同じ体の使い方ができるとは限りません。

例えば、同じ距離で同じ向きのセンターショットが100回中98回入る人でも、距離が同じであっても上記の向きは入りますかということです。

手を伸ばす位置とかによっても傾きは発生するので、すべて同じようにはいかないのではと思います。

効き目の問題もあって、どちらかの方向だと、わずかだけどどちらかに行きやすいという癖は誰しもあります。

・これを矯正して直すべき派

と

・これは癖を受け入れた上で撞け

っていう派はどちらが正解ってわけではないと思います。

言うなれば、元巨人でレッドソックスにいった岡島に、「頭をふったら真っすぐ球が行かない」っていうようなものです。

フィリピン選手でも、よくそんなフォームで入るななんて人はたくさんいるので、どれが正解っていうのはないと思います。

再現性が高い形で真っすぐに行くにこしたことはないので、最も自分にとって球が安定するフォームが一番だということです。

これは、体のバランスや元々の体質にもよるので、どれが正解ってものはないように思います。

タイトルには少し語弊がありますが、

正しくは、

「真正面の球でも、同方向だけでなくあらゆる方向からの球を試合では撞くわけで、向きによって出てくる身体の変化を知ろう」

ってことが言いたいです。