このコーナーは、Bクラスであれば取り切れて当然の課題を頭で考えたいです。（技術は練習するしかありません）

まずは、下記のエントリーを読んでいなければ、ご一読下さい。

ビリヤードAクラス(A級)とBクラス(B級)の違い、どんな差があるか

端的にまとめると、上記では、

・AクラスとBクラスでイレだけの差はさほどない　（SAやプロはまた別）

一番の差は、

・再現性の高い取り方の選択。取りきるまでの組み立て方が圧倒的に違う。よりリスクが少ないラインを見つけて、力加減が多少ミスしても大丈夫な選択を選ぶ。

みたいなことが書かれています。

ですので、取りきる選択肢を見ただけでも、BとAってやはり違います。それらをケーススタディで考えましょうっていうコーナーです。

クイズ、下記の配置であなたならどう取りきるか？？

狙いは、⑥番。（今回は、動画はありません）

場面は、決勝のヒルヒルです。これ取り切ったら優勝でAクラスへ進めますって場面です。

絶対に外せません。

あなたは、どのように取り切りますか？

どういうラインで出してみたいなのも意識してください。

わたしであれば、迷いなく、下記のように出してしまいそうです。

この辺がまだBクラスなのでしょうか。

このの出し方であれば、下記のように、ＯＫ部分への出し方の再現性が引くように思います。

⑦から⑧への出し方が限られているので、フリミスするとジエンドです。

やはり、再現性が高いのは、下記の出し方ではないでしょうか。

⑥をへの字で２レール。

ポイントは、２クッション目の位置を初めに考えるという点です。

このラインであれば、比較的力加減も簡単そうです。

⑦から⑧はよくある「くの字」を少しハード目に撞けば、⑧へは比較的簡単に出ます。

フリはある程度あるように意識して、、、

⑧から⑨は、フリがあれば縦のバタバタでも、２レールでも、1クッションでも、さほど問題ないと思います。

ポイントは、前回と同様ですが、

・⑥から⑦の出しが一番大事で、フリミスしたら終わりと意識して、

・１クッションで出すより、２レールショットでで、２クッション目のラインを意識する。

・あとは力加減のみ

この点が意識できれば、再現性は高いように思います。９割くらい取り切れるように練習してみます。