今年の春から試合に出るようになって、ハウスとのＢＣ戦とか季節杯のような大きな試合に出るようになりました。

まぁ、まだ抜けきっていないので、勝ったり負けたりですが。。。この半年でもいろいろ勉強になりました。

Ｂ同士の試合は、3先とか4先っていう試合多いです。

もう「３先なんて運でしょ。」って思いますよ。予選ダブルで敗者側のワンセットダウンなんて、２先ですからね。

Ａクラスの人から言わせれば、「頭一つ抜けていないＢ同士の試合なんて、じゃんけんみたいなものだ」と言われたことがあります。

まさにその通り。

ちょっと前なんて、２先で、自分はほとんど入れていないのに、⑨がおいしいところに２回来て２回しか撞いていないのに勝った。みたいなこともありますからね。（その逆も然り）

Ａクラスに上がるには、根本的にイレが強かったり、マスワリもそこそこ出るようにならないと厳しいですが、

「とにかくどんな勝ち方でも試合で勝ちたい！」っていう人向けに、Ｂクラスの試合で勝つための練習方法と戦略を考えました。

あくまで、相手は一般的なＢクラス、JPAでいうところのSL4、5くらい、試合で取り切りはあまりなく、ちょくちょくイージーなミスしてくれるような人とやる場合です。

フットショット練習（厳密には⑨の位置）

これはド定番ですが、フットスポットの後ろ（ブレイクでの⑨の位置）に⑨が残るケースは非常に多く、これさえ入れれば１ポイント自分に入るわけです。

JPAや５-９ではないので、⑨ボールは、①～⑧をいくら入れても得点にはなりません。

例えばですが、フットショットであればどんなところからでも成功率９９％みたいな人がいたら、それだけでもかなり強いと思います。

どんな角度でも自信をもって入れれるようにしましょう。

下記みたいな配置はすごーくよくある配置だと思います。

いずれも余裕な球ではないです。

土手撞き、ロング、キッチン、バンク、カット。

センターショットやボーラードをひたすらやるよりは、フット練習の方が⑨ボールでは勝てるようになると思います。

これはＢに限った話ではないと思うので、⑨番固定の練習は今後においても役に立つと思います。

スクラッチ、ファール回避の思考

残り３個くらいの時は、出しやイレを考える際に、真っ先に「スクラッチするかどうか」を考えた方がいいです。

スクラッチになる可能性がある出し方や入れ方は極力回避した方がいいです。

特に、残り⑨番の時の薄い球とか、いかにしてスクラッチするラインを軽減するかも考えた方がいいです。

（超極薄の球とかは一かバチかでやることはありますが。。）

下記みたいな感じです。

あと、キックショットやジャンプでも、ファールリスクは極力減らした方がいいです。

特に、ジャンプショットは、例えばレール際に球がある場合とか、当てることよりもファールになるリスクが高い場合はやめた方がいいです。

これに関しては、こちらでも書いています。

ラストボールの薄い球はスクラッチしやすい

⑨番のキャノン、コンビ、キスインの練習

これは、賛否が分かれると思いますが、あまり取り切るスキルがなかったり、序盤の配置で取り切れないのであれば、

多少無理なコンビやキスインを挑戦した方が勝率は上がります。

コンビショット（ダブル）

コンビは想像しやすいと思います。

⑨番穴前だったらみなさん狙うと思いますが、

例えば、下記のようなシーン。

取り切れないのに、取り切りをしようと思わず、①-⑨コンビ狙って、入れば謝ればいいと思います。

こんな角度でも、①-⑨のコンビは簡単ではないですが、①への厚み100にして、厚みさえあっていれば意外に入ります。

弱く当てて外すと、逆にチャンスになる可能性があるので、ある程度のスピードは必要です。

キャノンショットの練習

キャノンも使うシーンは意外に多いです。

下記のシーンで自信をもって、①から⑨へのキャノンが決まりますか？

キャノンショットの厚み等は別の機会にブログに書きますが、キャノンショットで手玉がどこに行くか、厚みがあってるかどうかが分かっているかだけでも、

⑨ボールではかなり有効です。この１発決めるだけで１ポイントですから。

キスショット

キスショットは、⑨が狙えることは滅多にありませんが、

例えば、下記みたいなシーンでは、

①-⑨をコンビで狙うより、⑦に当てた⑨のキスショットの方が確率は高いです。

キスショットも、意外に盲点のような取り方があったりします。使えるシーンは限られていますが、一応は引き出しの一つに持っておきたいです。

今回は、この辺りで。後編に続きます。