今年に入ってから、去年よりも格段に上手くなっているはずなのに全然勝てない時期がありました。

下手な半年前の方が勝っていた記憶があったのですが、試合では勝てない。

イレでは圧倒的に差がある格下相手でも、こちらがハイボール献上して負けるなんてことはザラにありました。

試合の勝ち方って、ラック数の積み重ねなんで一概に一つではないのですが、下記のように分類できると思います。

試合の内容は4種類

これは、試合全体でいくと複合的で難しくなるので、ラック毎と考えましょう。

私の中で試合内容は、大きく下記のような４パターン。

①納得いく勝ち

②納得いく負け

③課題が残る勝ち

④課題が残る負け

①納得いく勝ち⇒こちらが主導で攻めて勝つ

・マスワリ、裏マス

・こちら主導のセーフティからの取り切り

・配置的に難しいが、セーフティ等で乗り切って勝つ

②納得いく負け⇒相手が強いor相手のツキによる負け

・相手が取りきりやマスワリを連発

・相手の上手いセーフティで何もできない

・難しい配置で攻めにいってミス

・難配置、トラブル、取り切り難しい

・隠れ球を当てるだけで、そこから取り切られた

・相手のフロックイン、フロックセーフティ等

③課題が残る勝ち⇒ツキがあった、相手のミスで勝つ

・もともとの配置が難しく相手がミスしてくれた

・相手がハイボールで外してくれた

・ミスしたが配置に助けられた

・フロックイン、フロックセーフティ等

④課題が残る負け⇒自分のミスで負け、ツキもなし

・ハイボール飛ばし

・回避できるスクラッチ、ミスキュー、その他ファール

・容易な配置をミス、出しミス等、取り切れず

・守るべきシーンで守れずに負け

・いろいろなリスクに対するケア不足

・考えが間違っていた、考え切れていなかった

・集中力切れた、試合を投げてしまった

・その他緊張や、体調不良

Bクラスは③④がほとんど。①でないと上にはいけない

Bクラスの試合の大半は4先です（Wの敗者側は3先とか）。所詮は４先です。④とかが2ラックくらい続けば負ける確率は高くなります。

逆に、昔勝てたのって③が多かったりします。相手が飛ばしてくれてラッキーで勝つことが非常に多いです。

特に、最後の⑨入れ勝負になると、入れが強いに越したことはないですが、運ゲー要素も強いです。

そうなると、ツキがあるか勝負で、入れが強い方の６：４くらいの確率の勝負となります。

Bクラスで、相手が連マスして全然撞かしてもらえなかったとか、ガチガチのセーフティで撞けなかったとか。そういう試合ももちろんありますが、割合でいくと少ないです。

それが、Aクラスになれば、②が増えて、③で勝つことなんて激減します。従って、①で勝つしかないわけです。

試合では、ミスを減らして①を意識しよう

SBとか、大きい大会の上位争いに毎回食い込めるBであれば、①で勝つ割合が多くなります。

Aクラスでも戦っていくには、①で勝つ確率が上がらないと厳しいと思っています。

結局、相手が途中で飛ばしてくれたり、出しミスから飛ばしたりした後、こっちが取り切るっていうのはマスト条件なのですが、そもそも強い相手だったら回ってきません。

ハイボールからの取り切りであっても、先に相手に撞かせたから回ってきたわけで、厳しく言えば③の相手ミスによる得点になります。

また当然ですが、こちらのミスが相手にとっての③になるわけで、こちらのミスも減らす必要があります。

ただし、難しい球、難しい残り方、難しい配置は仕方がないと割り切るべきです。

①による得点が増えて勝ってくると、Bの試合でもある程度実績が残るように思います。

③による得点の割合が多いと、相手次第でコンスタントには勝てず、ラッキーだったということになります。

また、④による得点が多い場合は、ミスした原因、弱点を練習で補っていく必要があります。

勝ち負けに一喜一憂せず、内容にこだわる

ハウスの試合や大会で勝つと嬉しいですし、負けると悔しいです。

去年を振り返れば、今年よりは勝っていたものの、①で勝った記憶なんてほとんどなし。大抵は③だったわけです。

②で負ける仕方なしのこともあれば、③で勝つこともあります。

トラブル無しの配置で、1ラックに２，３回ターンが回ってくる試合は、正直両方ミスをしているので③か④ということになります。

③で勝って喜ぶのはいいのですが、ずっと③で勝ち続けれるわけではありません。

勝ったときの記憶というのは、あまりミスした記憶が覚えていないことが多いので注意が必要です。

逆に、②で負けても良かった点は素直に評価するべきです。

①で勝つラックを増やしていき、自分のミスを減らしていくことで自ずと強くなると信じています。